二世帯住宅への建替え
親が心配なので、とか、子供が生まれたのでといったきっかけで二世帯住宅を検討し始めるようですが、まず悩むのは、建て替えかリフォームかという点ではないでしょうか??
二世帯リフォームと二世帯住宅への建て替えについて調べてみましょう。
■費用面
建て替えの場合、仮住まいの準備や費用、引越し費用、登記の費用などの出費が加算され、その金額もかなりの額になります。工事費用だけでなく総額がいくらになるのかを良く考え、建て替えに必要な費用の7割以上かかってしまうようなリフォームになるのであれば、建て替えを選択されたほうが良いでしょう
■構造体に大きく手を入れる場合
シロアリの被害や腐食が酷く、土台や柱等の構造部分に大掛かりな工事が必要な場合や、ライフスタイルの変化により間取りの大きな変更が必要となり構造的に今と全く違った形状になる場合は、リフォームより建て替えを選択したほうが良いケースがあります。
勿論リフォームでも大きな間取りの変更は可能です。その場合は構造的に問題が無いかどうかを確認し、補強工事と並行して工事を行なうことになります。
■プランによる比較
建て替えのメリットは何と言ってもプランの自由度にあるでしょう。リフォームの場合は、既存の構造によってプランの制限がでてきます。
広いリビングダウニングにしたい場合も壁や柱を取り除くことが構造的に難しかったり、工事に費用が思いのほかかかったりといったことや、介護目的の二世帯住宅なのに廊下幅が広げられずに車いすが不便といった本末転倒な住宅になったりということのないようにしましょう。
ただ、建物の耐用年数がまだ十分にある場合や共用タイプの二世帯をお考えの場合は使える部分はそのまま残し、こだわりの部分に十分お金をかける事ができるというのもリフォームのメリットの1つです
■法律により建て替えが制限される場合
条令や建築基準法の改正により土地に様々な制限がかかり、建て替えると今の家よりも小さな家しか建てられないという場合も有ります。
□リフォームVS建替え
| リフォーム | 建替え | |
|---|---|---|
| メリット | 建替えより費用が安くすむ | プランの自由度が高い |
| 引越しや仮住まいの費用がかからない場合もある | 耐震性なども含め。今の建築基準法にあわせた構造躯体になる | |
| 一点集中で費用をかけれる | 最新の工法・設備を取り入れられる | |
| デメリット | 現状の構造・状況により、建て替えよりも総額費用が高くなるケースもある | 解体費用・引越し・仮住まいの費用がかかる |
| 構造により思うようなプランが実現できないこともある | 建築基準法などで以前より建物が小さくなったりする可能性がある | |
| 工事費が割高 | ||
| 工事を始めて問題が見つかることもある |