二世帯住宅のローンについて
二世帯住宅の建築費用などの支払い分担は、
1.親世帯が全部出資する
2.子世帯が全部出資する
3.共同で出資する
のパターンになります。どのパターンでも間取りは自由に選べます。(出資割合に応じた持ち分を行わないと贈与になります)
が、区分登記が希望の場合は完全分離型のプランだけです。区分登記の場合は、不動産取得税、固定資産税等に軽減措置があります。また住宅ローンも親世帯・子世帯それぞれ2世帯分で借りることができ、住宅ローン減税もそれぞれが適用になります。
| 間取りパターン | 出資 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 完全分離型 | 一部共有型 | 完全共有型 | 親世帯 | 子世帯 | 共同 | |
| 区分登記 | ○ | × | × | 贈与 | 贈与 | ○ |
| 共有登記 | ○ | ○ | ○ | 贈与 | 贈与 | ○ |
| 単独登記 | ○ | ○ | ○ | ○ |
○ |
贈与 |
二世帯住宅のローン
『二世帯住宅のローンの種類』
二世帯住宅の資金調達は「親子ペアローン」で行う場合と「親子リレーローン」で調達する2つの方法があります。
■親子ペアローン
親と子が同時に別口で借り入れるローンです。二世帯住宅が完全分離型で区分登記している場合、住宅ローン控除や不動産取得税や固定資産税などの税の軽減措置も親子それぞれが受けることができます。
■親子リレーローン
当初は親がローンを返済する立場の債務者となりますが、親が死亡した後は、子が債務を引き継ぐことになります。このローンには親の完済する年齢の制限がなく、ローンを引き継いだ子も80歳までに完済すればいいため、親の年齢が高い場合によく活用されているローンです。なお、住宅金融支援機構には返済期間が長い「超長期親子リレーローン」もあります。
『資金調達に当たっての注意点』
親子で借りられるローンは、二世帯分の収入を合算でき、また子の年齢で返済期間を設定できますので、個別に住宅ローンを組むよりも多く借りられることできます。しかその分気をつけておかなければならないポイントもあります。
■住宅ローンの団体信用生命保険は保障期間が80歳まで
団体信用生命保険は保障期間が80歳までの場合が多く、親が80歳を過ぎて返済途中で亡くなってしまった場合は、子どもが返済を引き継がなくてはなりません。その時も無理なく返済できるかをシュミレーションしておきましょう。